プロフィール紹介
小田急電鉄株式会社
小田急電鉄は、新宿と小田原・箱根・江ノ島・多摩を結ぶ鉄道事業を中核に、バス・タクシー・不動産・ホテルなど多彩な事業を展開する総合生活サービス企業です。鉄道ネットワークの安全・安定輸送を支えるため、建築・土木・保線などの鉄道施設物の維持管理を担う工務部が日々現場対応にあたっています。
これまでの課題
工務部では2026年度の組織改正に合わせ、各拠点の固定席勤務から、勤務内容によって拠点が変わる自由席制へ移行しました。しかしこの働き方の変化にともない、3つの課題が生まれました。
①鉄道施設物(建築・土木・保線)の維持管理と緊急時の現場対応を担う部署として、全線の各拠点にどれだけの要員がいるかをリアルタイムに把握する仕組みが必要でした。
②所属員のプライバシーに配慮し、『スマートフォンの位置情報を取得する』方法とは別の方法で位置情報を把握する必要がありました。
③所属員の業務拠点が日々変わるため、所属員同士がお互いの在席位置を確認できる環境も求められていました。
Colorkrew Bizを導入しようと思ったきっかけ
上記3つの課題解決を目的に、座席管理ツールの導入を検討しました。「今、どの拠点に誰がいるか」を素早く把握できる環境の整備が、現場の安全対応において急務となっていました。
Colorkrew Bizの使用感
座席表機能について
全線の拠点を1枚のオフィスマップ上に集約したことで、所属員同士の在席確認と沿線全体での要員配置の把握が可能になりました。鉄道という広域インフラを管理する部署ならではの活用方法で、これまで見えなかった「誰がどの拠点にいるか」が一目でわかるようになりました。
一方で、退席処理や席移動の更新を忘れるメンバーがいるため、データをより正確に保つことが現在の取り組み課題となっています。より精度の高い在席管理の実現に向けて、引き続き運用改善を進めています。
Colorkrew Biz運用に関する社内独自の工夫
朝の点呼の場を活用し、出席登録を促す呼びかけを習慣化しました。システムの仕組みだけでなく、現場のコミュニケーションと組み合わせることで、利用率の向上を図っています。
今後の展望
現在は全線の拠点を1枚のオフィスマップで表現しているため、データ容量の制約から文字が潰れてしまう箇所があります。マップの画像データ容量上限の引き上げを期待しています。
また、全体マップと各拠点マップをそれぞれ分割表示しながら、双方に在席情報がリアルタイムで反映される仕様になると、広域路線を持つ組織としてさらに活用の幅が広がります。引き続き現場の実態に即した機能アップデートに期待しています。